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That person is me.
​あの人はわたし

この映像は5年前に珠洲の景色を撮影したパートを再編集したものです。

天国のような心地よさの夏から伝統的な祭りを経て哀愁の秋への移り変わり。

珠洲には言葉にならないほどに美しい町の営みありました。

連日画面に映し出される破壊し尽くされた目を覆いたくなるような景色ではなく、珠洲の本当の姿をこの映像で知ってもらえたらという思いで制作し公開することにしました。

食糧、水、風呂、トイレ、燃料、おむつ、清潔な衣料、生理用品、プライバシー、心のケア、娯楽、やわらかい寝床、安心。身近な人との別れ、さらされる暴力の恐怖や巻き込まれる情報の渦。

街を破壊され必要なものが手に入らず、数えきれないくらいの苦しみに耐えているあの人はわたしだ。

苦しんでいる自分に自らが何をできるか、何を求めているか、それを考え与えよう。

それはなんでもいいはずだ。募金をするのもいい。国に支援を求めるのもいい。物資を送るのもいいし、緊張を解くための娯楽でも、祈ったりしばらく考えてもいい。

それがあなたがあなたにできることであれば。

これは彼らに起こっていることでもありわたし自身に起こっていることでもある。

あの苦しんでいる人は、わたしだ。

これはとてもショッキンングなことだ。

とはいえ実際にはわたしたちは暖かいベッドで眠ることができて十分な食事をとることができる。

どんなことを述べても彼らが置かれている苦しみを経験することはできない。

だからこそ、想像と思考と行動を止めてはいけない。

まずは自分と彼らを置き換えて想像を巡らせるだけでいい。苦しんでいるわたしたちに手を差し伸べよう。

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募金活動はもちろん、例えばTシャツを売った売り上げの一部を寄付しているということも立派な活動です。

​どんなことでもかまいません。さまざまな選択肢が増えることが支援のきっかけになると信じています。

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ご協力​ありがとうございます。
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